2011年1月26日水曜日

【美術展レビュー】「マイセン磁器の300年」展 @サントリー美術館

東京ミッドタウン3階にあるサントリー美術館での展示。

マイセンの歴史と実物がずらり。

初期の、中国や日本など東洋の陶器をまるっきりマネしたものの中にあって、
赤土で出来た胸像はかなりクールで異彩を放っている。

徐々に西洋に振れて独自性を発揮して行く流れで
その特徴である非常に鮮やかな色付けや効果的な金装飾に磨きをかけて行く。

その類稀なる写実性は
陶板画という一つの絵画の形を経て
壷やカップに写真を印刷したような不思議な世界観を作り上げる。

その後、アール・ヌーヴォー、アール・デコを経験したマイセンは
絵画、彫刻、食器、そして東洋、西洋の間を行き来する自由を得て
現代美術との融合によって新たな表現を獲得していく。

図録には用語集や制作風景が載っていたり
青字で本文が書いてあったりとなかなか面白いので、
実物を見るほどでも…という人は入り口で図録だけ買うのもアリ。



「マイセン磁器の300年」展
会場: サントリー美術館
スケジュール: 2011年01月08日 ~ 2011年03月06日
日、月、祝 10:00〜18:00、水-土 10:00〜20:00 ※1月9日(日)と2月11日(金・祝)は20時まで開館、3月1日(火)は18時まで開館
住所: 〒107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンサイド
電話: 03-3479-8600 ファックス: 03-3479-8643