2010年8月26日木曜日

本城直季の写真は何故ミニチュアに見えるのか?

僕が好きなアーティストの1人に、本城直季さんがいます。

名前は知らなくても、最近流行のミニチュア風の写真を撮り始めた人、と言えば何となくわかると思う。
実物は StairAUG とか Google画像検索 とか。

普通のデジカメで撮った写真をパソコンでこれ風に加工するソフトとか
iPhoneで加工するアプリとかもありますよね。
(TiltShift GeneratorはUIの完成度も凄まじいので、UIやUXに関わる人はとりあえず一回は触っとけ)

ただ、偉いもので、世の中には「なぜミニチュア風に見えるのか」を学術的に研究しちゃった人がいる。
東北大学の岡谷准教授。
「本物なのにミニチュアに見える風景の写真」の視覚計算論的考察
難しいことがいろいろと書いてあるのだけど、ザックリまとめるとこんな感じ↓

すぐ近くの風景がボケている

こんな風に撮るには、レンズの焦点距離がベラボウに長いか、寄って撮るしかない

遠くから撮ってすぐそばがボケるほどの焦点距離の長さは考えられない

寄って撮ったんだ

寄って撮っても街が丸ごと入るほど小さい

これはミニチュアだ

当然、カメラ好きやそっち関係の仕事の人でもない限り焦点距離云々なんてのはわからないので
単純に「遠くから撮ってこんな風になる風景なんて見た事無い」という話でしょうね。

実際、ミニチュアに顔を思いっきり近づけると周りの方はボケるけど、
見晴らしの良い場所で街を見てもそんなにボケませんしね。

言葉と感覚では分かるけど、数式にしちゃうのが凄いですよね。